ファンデーションと一言で言っても、その種類は形状によりさまざまで、それぞれに特徴があります。ケーキタイプ、パウダータイプ、リキッドタイプ、クリームタイプ、ムースタイプ、スティックタイプなどの種類があります。ここでは上記にあげた6つの種類のファンデーションの特徴を紹介したいと思う。
ケーキタイプは一般的に広く使われているタイプで、色素顔料の表面をシリコンなどの油性成分や、合成界面活性剤でコーティング処理して固形にしたものです。パウダーファンデーションとも呼ばれスポンジで肌に塗って使用します。ケーキタイプの中でも水を含ませたスポンジに取るもの、スポンジを濡らさずに使うもの、その両方で使えるものがあります。水を含ませたものは、スポンジに取ると乳化され、肌で伸びやすくなり、塗った後は水分が乾燥するとともに、乾燥して塗膜が残るタイプです。水で濡らさずに使うものは、油性成分や合成界面活性剤の量がやや少なめになっていて、薄付けすることができるタイプです。
また、近年では両方のタイプを備えたものもあり、季節や使う人の好みでその特徴を生かすことができます。
パウダーファンデーションは、いわゆる粉おしろいのことを言い、ブラシやパフで肌に塗って使います。化粧下地などで肌に油分を与えてから塗るものや、肌自体の皮脂で肌に吸着するようになっているものがあります。
リキッドタイプは油性成分が液状になっているもので、スポンジで塗ったり、指で直接塗ることもできます。油性成分が多いため、ケーキタイプに比べて伸びが良く、カバー力に優れています。量の調節が難しく、厚塗りになりやすく、不自然な仕上がりになったり、肌トラブルを起こしやすい特徴もあります。
クリームタイプは油性成分がクリーム状になっているもので、伸びが良いという特徴があるので、スポンジや指、ヘラで塗ることができます。保湿力のあるものも多く、乾燥肌の人でも化粧崩れしにくい特徴もあります。
ムースタイプはリキッドタイプをやや軽めにしたものです。厚塗りになりやすいリキッドタイプに比べ、軽くつやのある肌に仕上がりますが、肌への負担が大きく、一度崩れると化粧直ししにくいという特徴もあります。
スティックタイプは文字通り口紅のように棒状になったものです。クリームタイプよりも保湿力に優れ乾燥を防ぎますが、伸びが悪く、重い仕上がりで厚塗りになりやすい特徴があります。
以上、6つファンデーションの種類をあげましたが、一概にどれがいいというわけではありません。その特徴をしつかりと理解し、自分の肌質や季節、仕上がりの好みまたシーンに合わせて選び、使い分けることが重要です。